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私の最初の勉強法

今回は、私が英会話力をしっかり身につけようと決めたときに、どのようなレッスンにしていただいていたかのお話です。

語学学校に通い始めたときは、少人数のグループレッスンで勉強していましたが、自分に何が必要かわかってきたため、プライベートレッスンを受けることにしました。ただ、グループレッスンに比べるとプライベートレッスンの授業料は高く短時間となるので、授業時間を最大限活用できるように、私ひとりでは学びにくいことをみていただくことにしました。

具体的には

  • <発音> 発音記号ごとに単語や文章が練習できるテキストを書店で選び、自宅で練習したものを、講師に授業でチェックしていただく。
  • <リスニング・リーディング・スピーキング> 講師に選んでいただいたテキストを使用。練習問題の答え合わせ、リーディング問題の中で理解しづらい表現を説明していただく、など。
  • <ライティング> 日本語で書かれた新聞の記事をひとつ選び、要約する。

当時は、「ひとりでもスピーキング力を身につけられる練習方法」があまり紹介されていなかったので、会話の内容を予想して準備する程度でした。会話では、その場で文を組み立てなければならないので、思ったように自分の考えを表現することができないことが多く、毎回悔しく思っていました。

その経験をとおして、日頃から語彙力を高め、文法を適切に使えるよう備えることの重要性を痛感しました。

ただ、文法については、「体得できた」という感覚が得られないことも多々あったので、文法書を読んで問題を解くだけでは身につけられない何かが欠けているという気持ちを持ち続けていました。「イメージ」で文法を身につける方法を目にしたときには、(ようやく巡り会えた)と感じたことを覚えています。